メッセージ
初めまして とうげミュージアムのまなごのりこです。
熊野古道、風伝峠の登り口近くに、2009年冬、古民家を改築してギャラリーと工房をオープンしました。
毎月、月初めの10日間、染め物やフックド・ラグ、キルトなどの教室の作品発表会や、陶芸・木工・版画などの地元作家による作品展を母屋展示室にて開催しています。
地元の皆さんが気軽に立ち寄れる場所として、作品を見ながらのんびり過ごし、手作り手仕事好きの仲間が集う場所になれば、という思いでギャラリーをスタートさせました。
工房では、天気の良い日はラグ用のウールを染め、その布を使ってのフックドラグ教室を行っています。
また、全国、全世界の方に向けてオンライン教室も開催しています。
フックドラグはアメリカ北東部で生まれ、キルトと同じように開拓時代から愛された手仕事です。まだまだ日本では知られていませんが、意外にも大胆にサクサク刺せて早く仕上り、完成した作品はインテリアにもよく馴染みます。リネンの芯地をキャンバスのように見立て、ウールのヒモを使って自由に絵を描くような感覚です。いつでもやり直しがきくので気楽に無心にドンドン刺し進めることができます。
このサイトを通して、とうげミュージアムの展示会や教室の様子など、フックドラグの魅力を伝えていきたいと思っています。
とうげミュージアム 主宰 真砂紀子(まなごのりこ)